公開質問状の回答出る
寺運営のおどろくべきその実態!
愚渓寺檀家のみなさんへ
 平成17年5月6日付公開質問状の回答が出ましたので、ここに広く公開すると共にあわせて問題点等の指摘をします
                       
問1 諸堂建設に至った経緯ならびに建設の範囲について
(1)今までの諸堂等の全ての増改築・補修・改修の履歴を明示してください。(時期・対象物・増改築等の内容・費用など)
 回答   昭和23年 鐘堂建築並びに梵鐘鋳造
  昭和51年 位牌堂増築
  昭和53年 庫裡屋根瓦修理
  昭和56年 玄関屋根修理 多宝塔屋根修理
  昭和57年 便所新設
  昭和58年 本堂内陣修理
  昭和59年 庫裡勝手場増築 玄関の間修理
  昭和61年 隠寮新築
問題点 ◎平成に入ってからは何も手を付けていないのはなぜか。平成2年に山林売却の話が出ており、もうその頃から建築ありきで来ていることが読み取れる。どうせ建て直すのだから修理は必要ないと言うことか。
◎費用については一切書かれていないが、公に出来ない理由でもあるのか。また、隠寮新築に際しては一戸当り5万円以上の寄付をしていることを付記しておく。
 5万円の寄付もいきなりだったと聞く
(2)諸堂建設の現在に至るまでの経緯をお答えくだい
回答  平成2年にゴルフ場開発会社より「寺山を売買か賃貸したい」話があり、総代会で協議を重ね、平成3年12月に「売買とする、売却代金は愚渓寺建設資金として残す。」ことで決定された。その後建設の話が何度かありましたが、建設単価の高騰もありなかなか進展しなかった。
 平成14年1月総代会で「ペイオフの解禁で預金補償が限られること。老朽化で台風や地震災害が危惧されること。」などから諸堂改築を提案しました。
平成15年1月総代会で建設準備委員会設置することを承認、平成15年6月総代会で全檀家に趣意書(愚渓寺諸堂建て替え)を配布し賛否を伺っていただくこととしました。
 平成15年8月総代会で、総代毎に発表され、結果諸堂建設については「大多数」の賛同があり決定しました。
 平成16年1月総代会で建設準備委員会を建設委員会に移行することを承認。
平成16年9月全檀家に「愚渓寺諸堂建設事業概要」を配布しました。
問題点  すべては平成2年の山林売却話ではじまった
◎ペイオフは建て替えの理由にはならない。ペイオフ対策はいくらでもある。本気で言っているなら、はなはだ金融に疎いとしか思えないが、はたしてそうか。世間向けにちょうどよかっただけではないのか。
◎「愚渓寺諸堂建て替え」なる趣意書が全檀家に配布されたことになっているが、果たしてどれだけの人が見ているのか。ましてや賛否伺いなど聞いたこともない。これはすべて総代の責任なのか。少なくとも趣意書と称するものの説明会を催すべきではなかったのか。
 趣意書なんて知らないぞ!
◎総代の大多数の賛同を得たとのことであるが、もともとまともに賛否伺いなどしていないのだから、反対者があるわけはない。総代への誘導尋問のようなものだ。それでも少数の反対者があったようだが、これらの人たちの意見は全く無視なのか。少なくともどういう反対意見が出たかくらいは記録に残すべきだ。
 反対意見無視なら建設しかない
◎総論として初めから建設ありきですべての物事が進んできている。したがって建設以外の結論はないということだ。
 最初から新築以外の考えなし
(3)老朽化が著しいことが諸堂建設の大きな理由となっていますが、どの建物がどの程度老朽化しているのか一つ一つ具体的に示してください。
回答  本堂は外観はいいが、屋根裏の小屋組、床下の傷み基礎がしっかりしていない、三方の建物によって支えられている状態。
 位牌堂は増築をしたが、位牌を置く場所がない、増築した継ぎ目部分が修理をしても何度か雨漏りがする。元もとの観音堂の屋根の傷み。
 書院は北側に傾き、鉄骨で支えがしてあり建具(戸障子)もきちんと動かない状態。
 庫裡、玄関の間は小部屋をなくして大部屋に改造されたため建物全体がかたむきつつある。
 大玄関は銅版葺きであるが雨漏りがし、何度か修理してもらったが雨漏りがするので現在はシートが張ってある状態。
問題点 ◎色々指摘されているが、どれも年代が経てば起きる事象ばかりで、崩壊の危険といったような危機的状況には程遠い。そうならないと建て替えろと言っているわけではないが、大規模修繕でもすればまだ充分持ちこたえられる。
 文化財的価値あるものを簡単に壊してしまっていいのか!
(4)老朽化以外の建設理由があったらお答えください。
回答  庫裡は現在も全面的に檀信徒の皆様に解放しておりますが、夏のお施餓鬼等大きな行事の時に使い勝手がいいように。
問題点 ◎庫裡の建て替え理由の一つを言っているようだが、改造でもいい話だ。今より狭くして使い勝手はよくなるのか。はなはだ疑問だ。
◎庫裡は全面的に檀信徒に開放していると言うが、それにしては葬儀での使用料20万円は高くないか。開放ではなく営業貸ししているにすぎない。新築したら値上げするなんてことはないよね。
◎ここでペイオフが理由の一つとしてあがってこないのは、やはりペイオフは大した問題ではないということだ。
 納得できる建て替え理由なし!
(5)二重の塔および山門を含む土塀以外の建造物はすべて新築する計画となっていますが、補修・改修についての専門家による調査は実施されましたか。調査されたのであればその調査結果を、されていないならその理由をお答えください。
回答  15,6年前に設計士さんにみていただき、将来的には建替を考えておいた方がよいとのアドバイスをもらいました。調査をしました。
問題点 ◎「将来建て替えを考えておいた方がいい」なんてことは、建築関係会社の設計士なら当然言う話だ。
それでも調査したと言うなら調査結果があるはず。それを開示願いたい。書類では残っていないなどといわないでほしい。それでは調査したことにはならない。
◎利害・営業に関係のない第三者的機関によるまっとうな調査が必要だ。
地盤・建物・文化財的価値の専門家による科学的調査を要求する
(6)庫裏を除いて全般的に現在より大きな造りとするのはなぜですか。
回答 本堂は大般若会等行事を催すときにもう半間奥行きがあればと思っていました。改築の時には奥行きだけ半間大きくさせていただきます。
位牌堂は今現在皆様からお預かりしている位牌が置けなくなっている状態です。位牌が重なってお参りをしていただいた時に当家と違う位牌の後ろにあるということをなくす為に。
 書院は現状の造り大きさは変わりません。書院と便所は棟続きになっております。お配りした(概要)では便所を男女別々にし、体のふじゅうな方、お年寄りの方の為に別に少し大きめの便所を作る計画をしております。その分が含まれております。便所の位置が遠すぎると言う意見もありますので考慮中です。
問題点 ◎回答いただいた諸堂についての指摘事項はないが、住居に触れてないのはなぜか。庫裡は現在より一回り小さく、住居は現在の倍以上に大きくする計画のようだが、住居をそんなに大きくする理由は。
◎本来住居は自己資金で建てるのが道理だ。庫裡を広義に解釈すれば住居部分も庫裡に含まれるが、二階建ての立派な住居をたてるとなると話は別だ。
 自分の家は自分の金で建てるべし!
(7)木造建築が基本となっているようですが、鉄筋建て等との比較はされましたか。また、木造とされた理由はなんですか。
回答  鉄筋建ては考えておりませんでした。話しはいろんな寺院のご住職から聞きました。鉄筋コンクリートで建築した場合10年に一度ぐらい塗装をやり直さなければならない、歪みが出た場合直しずらい、建築単価が建物が大きくなれば安価になる、いい意見も悪い意見もお聞きしました。今まで木造で歴史を積み重ねてきた寺であります、今後とも木造建築で護っていきたいと思います。
問題点 ◎要は鉄筋のいい点や悪い点色々話は耳にしたが、最初から鉄筋を検討するつもりはなく、何も評価していない ということか。個人的に希望を持つのはいいが、評価を踏まえた上での決定であってほしい。
 今時鉄筋建てを検討も評価もしないとは?!
問2建設資金および寄付金のあり方について
(1)山林売却時の寄付金(+利息)3億2千万円を建設資金に組み入れない理由として晋山式や山門土塀改修等の行事・事業が控えているためとしていますが、檀家の心情からは納得できないものがあります。まずは保有資金を優先使用し、足りない部分を寄付金で補うというのが筋ではないでしょうか。控えている行事・事業についてもきちんと見積り、檀家への十分な説明を経て、寄付金を募るべきだと思うのですが、なぜそうしなかったのか理由をお尋ねします。
回答  いろいろな行事、事業を行っていきますが、今後皆様方からなるべくご寄付で迷惑をかけないようにと思ってお願い致しました。
問題点 ◎まるで答えになっていない。なぜ3億2千万円を建設資金に組み入れないのか、寺側の理由は納得できない。
 檀家の心情を無視した行為は宗教家のやることではない!
◎今後なるべく迷惑をかけないと言うことは、場合によってはまた寄付を募るということだが、檀家は打ち出の小槌ではない。道理の通らないお金は1円だって出さないぞ。
 檀家は打ち出の小槌ではないぞ!
(2)寄付金の設定について、一方的に30万円以上などというのは、あまりにも檀家への配慮を欠くものです。寄付金の募り方について再考される考えはないかお伺いします。すでに申込書を提出された方も多数みえると思いますが、全てが納得の上での提出ではないことを認識していただきたい。
回答  慎重に検討を重ねた結果お願いすることになりました。
問題点 これも答えになっていない。何を慎重に検討したと言うのだ。
30万円の重みは家々によって違う。寄付金は各檀家が出せる範囲で出すのが元来の寄付のあり方。
それも説明は総代任せで、いきなりの寄付金申込書提出の強要。檀家無視もはなはだしい。
 檀家無視もここに極まる!
◎檀家のみなさん、寄付金申込書はあくまでその時点での寄付予定を申し出たにすぎず、何の強制力もありません。状況や財政状態によって変更は自由です。ましてや、この公開質問状の回答に見られるような、理不尽でずさんな寺運営の実態を知った今、寄付金を出すのはやめましょう。
 寄付金を出すのはやめよう!、出さなくても何の問題もなし
問3 業者選定とその理由について
(1)公共性・公益性の高い事業での業者選定に当っては、相見積もりとするのが普通ですが、今回の事業においてはこちらから指名されたと聞きます。指定業者でなければならない理由はなんですか。
回答  寺の財産、檀家の皆さんからのご寄付で建築する建物です、建て終わってから思いと違っていたというわけにはいかないと思います。仕様書どうりの資材を使っているか、仕事の進行、建築後のメンテナンスはどうか、実際に建築された寺院にお聞きして決めさせていただきました。
問題点 ◎つまり、相見積りなどにより、廉価な業者に依頼すると、安心できないと言うことのようだ。ならば業者の言い値で丸投げなら安心できるのか。仕様書通りの資材を使っているか、仕事の進行はどうかなどは発注者である寺側で見ていかなくどうするの。最初から丸投げしか考えていないことが問題だ。
 業者任せは失敗の元。業者は阿弥陀仏ではない。
◎今回の指定業者に関してなにかと風評を聞く。そのすべてが真実ではないにしろ、会社の調査くらいはしておくべきだ。裏があるように見られてもしかたがない。
 選定業者に異議あり
(2)今回指定された請負業者と大工さんとの組み合わせで建造された寺院の視察はされましたか。具体的にお答えください。
回答  平成16年2月、浜松市の興福寺様に、総代会・建設委員会に趣旨を話し都合のつく方々と一緒に視察に行きました。興福寺のご住職・お庫裡様からお話しを聞きしました。又業者の関係で土岐市肥田の天福寺様を視察ご住職・お庫裡様に話をお聞きしました。住職・責任役員で尾張旭の福田寺様、飛騨金山の玉龍寺様等にもお伺いしてお聞きしました。
問題点 ◎視察したすべての寺院は今回指定の請負業者と大工で建てたものなのか。他の業者・大工との比較はしたのか。また、築後何年くらいの所を視察したのか。(数年経たないと不具合が見えてこない)請負業者から名の挙がった寺院ばかりではないのか。
 充分に視察したとはとても言えない
問4 事業推進および寺運営について
(1)今までの決定事項はすべて檀信徒総代会で、承認されているとのことですが、いつ何が決定・承認されたかを示すもの(議事録等)はありますか。あるものについて日付と議題を明示願います。
回答 議事録はありません。経過は次のようです。
平成14年1月13日 総代会で建設事業について提案
平成14年3月9日  建設事業協議
  どのように事業を進めていくか、寄付金は集めるのか、集めるならどの程度お願いするのか、そういうことがわからないと話が進まない。
平成14年6月9日  建設事業協議
  事業を進めていく上で建設準備委員会の組織を作ることをお願いする。
  執行部でよく検討して進めてもよいとの返事をいただく。
平成15年1月13日 総代会で建設準備委員の選出方法協議
  責任役員5名、総代全員の中から5名、一般檀信徒の中から5名選出する方法を提案
  責任役員5名
  総代会の選出 御嵩・古屋敷・比衣顔戸・渕の上で1名、1区で3名、2区で1名、それぞれの地域の役員の中で互選
  一般檀信徒の選出 御嵩・古屋敷・比衣顔戸・渕の上で1名、1区で2名、2区で2名 一般檀信徒の選出は責任役員に一任 承認を受ける。
平成15年3月15日 建設準備委員会名簿を総代会に提出 承認を得る。
平成15年6月1日  「趣意書」の配布をお願いする。
平成15年8月17日 総代会にて諸堂建設の賛否について協議
  役員お一人々に意見を伺い諸堂建て替えには賛成との意見をもらう。
平成16年1月13日 建設事業計画の説明
  建設準備委員会を建設委員会に移行 今後建設委員会で協議検討し進めていく 承認を得る
平成16年3月15日 建設委員会で協議検討していただいた事を報告
  後日作成するパンフレットを配布していただくことをお願いする。
平成16年6月6日  建設委員会の経過報告
  仮契約をしていいかどうか総代会で協議する。仮契約の承認を得る。
平成16年9月26日 総代さんに事業概要の配布と説明のお願いをする。
  事業概要について説明に来てほしいとの要望があれば日時を打ち合わせて、住職・責任役員が説明に伺うことを確認した。
平成16年10月24日 パンフレットを配布していただいての意見を伺う。
  寄付帳を渡してほしいとの意見に従い、各総代さんに配布し、檀信徒の方々にご記帳をお願いする。
問題点 ◎なぜ議事録がないのか。会議の議事録がとられていないなんて信じられない。考えられる理由として、
 会議とは名ばかりで記録を採る意味がない
 文書で残すことをはばかれる会議内容
 労力がかかるだけで、後々何の役にも立たないと思っている
 異議・異論などの証拠を残したくない
などが考えられるが、いずれにしてもけしからん話であり、一般には通用しない。
 議事録を採って公開すべし
◎経過を読むと、いかにもまっとうなやり方で来ている印象を与えるが、ステップはほぼまともでも実行内容はひどい。
すべては総代会前に決まっており、総代会は承認するだけのセレモニー。それでも総代会の承認を得たことになる。
そぐわない意見は無視・黙殺または恫喝。特に建築関係者は利害関係者として疎外されたと聞く。
仮契約したことになっているが、ほとんど白紙の契約書で、承認を迫られた話もある。
事業概要は配るだけ。説明は要望があればいくなどとは思い上がりだ。真っ先に説明会開催計画を作り、積極的に説明して回るべきだ。その時寄付についての説明もあってしかるべし。
 説明をして回らないなんて思い上りだ
◎宗教法人として認証を受けた際の規則では、総代会はどういう位置付けになっているのか。最高議決機関なのか。住職と責任役員だけですべて決められる規則なのか。総代会は檀家の総意で決めたように装うための手段にすぎないのか。
 総代会は正当化の手段でしかない!
(2)檀家への説明は、各地区の総代まかせの感があります。総代で扱い切れない場合に住職等がフォローするという形のようですが、建設事業に関してはもっと積極的に説明会なりを開くべきではありませんか。その点いかがお考えでしょうか。
回答  総代さんは各組の代表で出てこられていると考えております。手続きを踏み「大多数」の賛同を得て事業に邁進しております。
問題点 ◎今回のような重大案件について総代任せにすることが手続きを踏んだことになるのか。
 完全に檀家をなめきっている。檀家は言い値の通じる優良顧客くらいにしか思っていないのか。
 檀家はなめられている!
(3)花園会総会でも見られるように、住職一人がすべてを報告されるのは奇異なことであり、実際に住職が全てを取り仕切っていると思われても仕方ない状況です。各責任役員の役名と権限および責任範囲をお答えください。
回答 責任役員は代表役員を補佐し、寺の運営、事業を円滑にすすめること。
問題点 ◎寺の実態を如実に表した回答だ。すべては住職が取り仕切り、責任役員は住職の手足となって動くのみ。ということは愚渓寺は完全に私物化されているということだ。
 寺は住職の私物と化している!
(5)宗教法人としての会計報告はどうなっていますか。花園会の会計報告とは別にあるべきはずですが、なぜ開示されないのですか。
回答 個人の情報もあります、報告しておりません。
問題点 ◎おかしな回答だ。個人と法人は全く別物。法人の会計報告に個人の情報が入り込む余地はない。もしそうなら、公私混同している証拠だ。
 自分の金は自分の自由、寺の金も自分の自由
◎宗教法人法では、毎会計年度終了後3月以内に財産目録及び収支計算書を作成しなければならないことになっているが、花園会分しか作成していないと言うことか。これは法律違反だ。
◎施餓鬼の収入、葬儀の収入、法要の布施等々は、何が法人収入で何が個人収入なのかはっきりしない。個人収入は課税対象だが、その多くを法人収入として処理していないか疑いたくなる。
 個人収入は適正処理されているか疑問!

最後に全般的なことを少し述べる。
昔からの寺の慣習は今や因習と化し弊害をもたらす以外のなにものでもなくなっている。今こそ寺運営の改革の時と捉え、檀家自身も含めた寺のあり方を見直そう。それには前途の明るい若い人たちの参加を切望する。総代も年寄りの順番制ではなく、世代交代が必要だろう。
元来僧侶と言うものは仏法を説き教義をひろめるのが仕事。葬祭は余技にすぎない。しかるに世の中全般に本末転倒し、営利主義・拝金主義の僧侶が蔓延している。愚渓寺もそうなっていないか。
この際宗教法人法なる法律を読んでみたが、よほど腑抜けな法律に驚いた。何をやっても(どのような法律違反をしても)それをチェックする機能がほとんど盛り込まれていない、ざる法なのである。その多くが、宗教法人は非課税であることに起因していることは間違いない。そんな法律がやりたい放題を助長している。